Healer Mercury マネージャー シマダです。こんにちは。
早いもので、色々と本当に大変だった2020年も一か月半ほどで終わりますね。
ですがまだ落ち着いてはいられません。
2020年の最後に、クライマックスがやって来ます。
それがグレートコンジャンクションとよばれる星の配置です。
グレートコンジャクションとは、占星術における考え方なのですが、公転周期の異なる木星と土星が、約20年ごとに重なり合う天体の動きをあらわします。
木星の公転周期は約12年。土星は約29年。
この2つは、約20年に一度、12星座のうちのどこかで重なります。
それがまもなく、2020年12月22日午前3時20分に水瓶座で形成されます。
この20年に一度の大イベントは、長い間「地」をつかさどる星座で起こっていました。
ここで少しだけ解説です。
星占いに使う12星座は、次の4つのエレメントに分けられます。
火のエレメント(牡羊座・獅子座・射手座)
地のエレメント(牡牛座・乙女座・山羊座)
風のエレメント(双子座・天秤座・水瓶座)
水のエレメント(蟹座・蠍座・魚座)
2000年までのグレート・コンジャンクションは、すべて地のエレメント(牡牛座・乙女座・山羊座)で起こっていました。
でも2020年以降は風のエレメント(双子座・天秤座・水瓶座)で起こることになります。
「地の時代」から「風の時代」への移行。
約240年ぶりにエレメントが変わるこのタイミングを、ミューテーションといいます。
木星と土星は、社会を作る天体で、この2つの天体が重なるグレートコンジャンクションは社会や個人の大きな節目だと考えられているのです。
実は、今回はさらに木星と土星だけでなく、約250年かけて12 星座を一周する冥王星までも重なってくるトリプル・コンジャンクション になります。
惑星はそれぞれ 意味を持っています。
木星:寛大、発展、幸運、思想、宗教、贅沢、寛容、海外、穏和、拡大、善
土星:努力、制限、秩序、束縛、権威、忍耐、遅延、保守的、責任、苦手、現実性、停滞、組織力、安定
冥王星:破壊と再生、始めと終わり、究極、変化、絶対性、支配、権力、極限、カルマ、先祖、強制的、闇、孤独、消滅、死、魂
これらの星の動きの影響を受けて、私たちは運命の大転換期を迎えることになります。
従来の社会構造が、全く違うものに変質していきます。
価値観も、今後大きく変化していきます。
世界中でも紛争や衝突が起こるでしょう。
今までは手の届かなかった世界を、簡単に手に入れてしまうチャンスも多くなります。
これまで大切に築き上げてきたものを、すべて壊してそこから新しいものを誕生させる人も。
そのための痛みを伴うことも。
出る杭は打たれる、で他人から足を引っ張られ、発展や拡大を邪魔されていた人。
厳しいルールや上下関係で、息苦しさを感じている人。
そういう人にとって、ようやく辛さから解き放たれる安堵感を得られるようになって来ます。
伸びやかに生きていける実感がわくようになると思います。
軽やかに、フラットな人間関係を築いていくのが、これからの時代の特徴です。
とはいえ、2019年、2020年、2021年はこの3つでひとつ。
セットになっています。
だから、2021年も目まぐるしい、落ち着きのない年になります。
周囲に流されず、自分自身をしっかり持って
強い覚悟で前進できたらいいですね。
新しい時代の波に乗れる秘訣です。
それでは!
Fiore Ischia Healer Mercury マネージャーシマダ